最近の本

2008年12月19日 金曜日

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アニー・レボヴィッツ(写真家)の『At Work』は、Union Squareのバーンズ・アンド・ノーブルで偶然手に入れた直筆サイン本!

その他、NY行き機中で勉強意欲満々のアテンダントのお姉さんに譲ったディズニービジネスの本もう1冊、そして雑誌いっぱい等々。

いまから数年後に「ああ、それであのときあの本を読んでたのか」と気付く人もいるかもしれない。

シルク・ドゥ・ソレイユがマンハッタンに降らす大雪 〜 『Wintuk』

2008年12月13日 土曜日

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幕が下りた。そして、ワ・ムー劇場の床はこんな様子。

客席を出口に向かって登る途中、人の波に紛れてこっそり1回だけシャッターを押した。

10月末に、舞浜で生まれて初めてのシルク公演を観てから2ヵ月も経っていない。ニューヨーク滞在の最終日に、急に空き時間ができたので、土曜夜の公演をネットでブッキングした。こんなにも早く2作目を観られるとは思っていなかった。SoHoのキューバ料理カフェで知り合いと会ったあと、Nトレインで32丁目に向かった。

マンハッタンのど真ん中、マディソン・スクエアにある劇場で演じられる「ウィントゥック」は、雪の降らなくなった真冬の大都会を舞台に、主人公の少年が雪を探して旅に出る物語。

シルクというとアクロバットで魅せるイメージが強いが、この作品はブロードウェイを意識したのか、はたまた新しい方向性を模索しているのか、演劇性バリバリで「ミュージカルにサーカス要素を盛り込んだ」作品と表するのがしっくりくる。子どもを連れてきたら間違いなく大喜びする内容だが、意外にもインターミッション中のロビーは、黒いコート姿で酒を飲む大人がほとんどだった。

前から6列目でウィントゥックを観ながら、舞浜の専用劇場公演「ZED」のすごさを改めて実感した。マンハッタンで舞台を観る最中に、想いは地球の反対側・京葉線沿線にあるというのも皮肉な話だけれども、地球スケールで人々を楽しませ、各地で劇場を満席にするシルク・ドゥ・ソレイユは半端じゃない。

MoMA最強の入場チケット

2008年12月11日 木曜日

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ヨーロッパからの観光客で行列のできたMoMAのチケットカウンターを横目に、ロジャーに指示されたとおり、54丁目入り口の方に近い案内デスクに向かう。

メガネのアジア女性に「I’m on today’s guest list, my name is Yoshi Abe.」と伝えると、彼女は素早いアクションで奥からバインダーをわし掴みにし、手書きのリストを人差し指でなぞり始めた。自分のラストネームはA-B-Eだと念のため繰り返すと「あ、日本の方ですね」と日本語で返事が返ってきた。

ロジャーにメールをして、今日の招待客リストに加えておいてもらった。先日の彼とのランチのときには、すぐあとにミッドタウンで打ち合わせがあったので展示は見られなかった。今日は、ジェレミーと夜の打ち合わせディナーまでの数時間、ゆったりと世界級アートとの戯れ、そしてアンドリュー・ワイエス「Christina’s World」との1年ぶりの再会。

「Staff Guest」と書かれたチケットを受け取って礼を言い、いざ展示スペースに直行しようかと思うと、おばさまが日本語でチケットの説明を始めた。一瞬、親切に今日の見所を教えてくれているのかと思ったが、なにやら美術館会員だけに事前公開中の展覧会も観られ、超大入りのゴッホ展にも列に並ばずスルーで入場できるというではないか!数年前に一気に値上がりして20ドルになったMoMAの入場料がタダになる!というくらいのつもりでロジャーの好意に甘えたのだが、このチケット、どうやらVIPゲスト用らしい。

こういう待遇、好き。

各フロアのチケットチェックのお兄さんお姉さん達の笑顔と挨拶がいつもより鮮烈だったのは、気のせい・・・ではないと思われる。

いつもと少し違う角度から見下ろすMoMA中庭

2008年12月6日 土曜日

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「舞台裏」を覗くのが3度の飯より好きな自分には、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の修復師、ロジャー・グリフィスを訪ねるのがいつも楽しみだ。

彼もそのあたりを心得ていて、行く度にあちこち美術館内を連れ回してくれる。ロジャーとは、カリフォルニアの家具学校から10年以上の付き合い。ちょうど去年の今週、ニキータの結婚式のためにニューヨークに来たとき以来、ちょうど1年ぶりだ。

美術館の2階にあるイタリアンのカフェテリアでランチをしてから、迷路のような通路とセキュリティドアをくぐり抜けて、中庭の彫刻ガーデンを見下ろす場所にある美術館スタッフ専用のカフェテリアへ(上写真)。ここのコーヒーは美味しいのだとロジャー。うむ、たしかにうまいねぇと口にしつつ、お互いの最近の仕事の話などなど。

ロジャーは、最近はモダンデザイン家具の修復が結構多いらしい。以前は、博物館級のアンティーク家具の修復をやっていた話をよく聞かせてくれたが、モダンデザインものがそろそろ修復の機会を迎えるくらいアンティークになってきたのかもしれない。そんな話をしてる最中にも、倉又史郎作のガラステーブルの修復の電話がロジャーにかかってくる。

上の写真は、その間にこっそりと…。

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ワールド・トレード・センター跡地、建設開始

2008年12月2日 火曜日

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朝、7:45。グランドゼロの囲いを横目に、足早に金融街のオフィスに向かうニューヨーカー達。

この写真のように、朝日に照らし出されたビルの影が、また別のビルに模様を描くのは、高層ビルがずらりと行列するマンハッタン独特の光景。

まだ何も立ち上がっていないが、やっとグランドゼロの新しい建物の工事が始まったらしい。新タワーが、マンハッタンに影を落とすのはいつ日になるのだろうか。

早朝6時、対岸のマンハッタン金融街

2008年12月1日 月曜日

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金融危機の渦中にある、マンハッタン島の南の先端ウォール街。

林立するビルを太陽が照らし出す、そのわずか手前の時間に、対岸のブルックリンハイツ・プロメナードからの写真。

ここ半年くらいで、よく散歩に出かけるようになった。 ニューヨークの街は、面白い散歩コースには事欠かない。

新ビジネスの悪だくみ中

2008年11月28日 金曜日

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最後にジェレミーと会ったのは、焼き鳥からモクモクと立ちのぼるグレーの煙が漂う、吉祥寺の伊勢屋だった。

ヤツの大好物「ネギマ」が安っぽいテーブルの真ん中に山盛りになり、いつもの2倍酔っぱらったせいで、別れを惜しむ正常な思考が残っていたのかどうかも定かではないあの夜は、今年の春。彼はその数日後に東京を去った。

国籍も女性哲学もかなり違うのだが、何かこう、人生のリズムが同じでしっくりくる。ジェレミーは西海岸の大学を出てから、社会人経験のほとんどを日本で過ごした東京通。新生銀行時代の同僚だった当時からよくつるんでいたが、長い東京生活をついに離れて春にオーストラリアに移住。金融危機のまっただなかだというのに、今度は11月にニューヨークで某大手金融会社の仕事をゲット。

ニューヨーク滞在の目的の一つは、彼とのあるビジネスの相談。到着翌日の朝10時に、キャナルストリートとブロードウェイの交差点直下のアパート前で待ち合わせし、冷え冷えとした朝の空気の中を、ほど近いSoHoのカフェまで歩く。ランチタイムに向かって次第に混み始めた店内の片隅で、数字の試算。案ずるより産むが易し。まずは小さなスケールで、とにかくスタートしちゃおうということで合意に至る。どのみち、あまり開拓されていない分野だから、やってみたいとわからない。

ジェレミーのために持ってきた東京土産は、成田に向かう前夜に阿佐ヶ谷で買った20本のネギマ。 タレがジュルリとしたたる鶏肉とネギの束は、12時間の国際フライトを経て、成田で買った日本酒とともに、マンハッタンのど真ん中で二人の友の腹に幸せに納まった。

近所の日本酒場で更に熱燗4合。 井の頭公園湖畔の伊勢屋からはずいぶん遠い異国の地だが、「もう1軒行くか?」ってところまで、やってることは全くおんなじ。

12月中旬までニューヨークで仕事

2008年11月28日 金曜日

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やっとスタートラインに立ったiPhone 〜 電波&バッテリー問題が一夜で消える

2008年9月13日 土曜日

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《2008年10月12日追記:この記事で紹介している外付け電池「Eneloop Mobile Booster」は、iPhoneを使用しながらだと電流供給が足りず充電が途中で止まる。だましだまし様子を見ている状態》

iPhoneの日本での発売から2ヵ月。前述したすぐ死ぬバッテリーと最悪の電波状態だが、アップルからリリースされたソフトウェアアップデートでまとめて瞬時に解決し、やっとiPhoneの魅力を享受できる環境が整った。

まず、電話機としての存在意義が問われる電波状態の悪さだが、iPhone OS 2.1ソフトウェアアップデートで完全に解決。昨日までは自宅の窓際でも5本中2〜3本電波が立てば良い方だったが、いまでは4〜5本に。ほとんど魔法としか思えない。ソフトウェア1つで、製品の性能が劇的に変わるというエンジニアリングには、毎度驚かされる。

アップデートによりバッテリーの持ちも良くなったらしいのでありがたいが、それとは別に外付け電池も1ヵ月ほど前に導入して、バッテリーの問題もダブル解決。性能の良いリチウムイオン充電池として売れまくっている三洋電機製「eneloop」シリーズのeneloop mobile boosterを導入。持ち運びやすい小型モデルを買ったが、これでも2500mAhの容量でiPhoneを2度フル充電できるみたいだ。パソコンのUSBポートにつなぐかわりに、この充電池のUSBポートにiPhoneをつないで充電。iPhone専用の外付け充電池も発売されているが、別に専用モデルを買う必要は無い。いや、むしろ専用バッテリーはどれもダサいデザインでとても毎日持ち歩きにはならない。eneloopがお薦めです。

自身もiPhoneユーザーであるというソフトバンクの孫正義さんは、企業向けのiPhone説明会で「iPhoneを使い始めて最初の2週間くらいは、いままでのケータイと使い勝手が違うため頭にくるかもしれない」と語ったらしいが、激怒していた日本のiPhoneユーザーも平静を取り戻し、私のようにそろそろ生活に自然に溶け込んできたころではないだろうか。

最初から問題をすべて解決してから発売しろという考えもあるとは思うが、きちんとユーザーの声に耳を傾けたアップルには拍手を送りたい。

iPhoneを買うかどうか迷っていたみなさま、買い時は今かもしれませんぜ。

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ターセム+石岡瑛子、映画「落下の王国」関係者試写

2008年8月15日 金曜日

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スクリーンに次々と映し出される映像も素晴らしかったが、観客席の顔ぶれも感動的だった。

映画「ザ・セル」でコラボしたターセム監督と石岡瑛子氏の第2弾、「落下の王国 - The Fall -」。関係者向けジャパンプレミア兼試写会が、お盆の最中に新宿某所であった。

北京オリンピック開会式から帰国したばかりの石岡さんを始め、ターセム監督も登場してのトークショー付き。

世界24ヵ国以上・世界遺産13カ所でロケ、撮影4年、CG無しの全部実写という、壮大な濃密視覚エンタテイメント。石岡さんの鮮やかな衣装が、大自然に美しく栄える。

五輪の衣装デザインの話題のせいで、テレビ取材のクルーも数局。見ていると、テープ交換の手際の良さが各局違っていて、無音であっと言う間に交換するカメラマンがいるかと思うと、アシスタントも手伝っているのにガッチャンガッチャン音をさせて騒々しいのもいたり。差が出るものだなと思う。

関係者席の方はクリエイティブ業界のそうそうたる面々。坂田栄一郎さん・杉本博司さんの二大巨匠写真家が、両方とも白いスーツだったのが印象的。写真手前の青いTシャツの頭はピーター・バラカンさん。そんな、業界最高峰の中に座っていて、おれはまだまだだなぁと思うと同時に、やる気みなぎる。

壇上の通訳は戸田奈津子さんだったのだが、字幕翻訳と同じように正確さではなく味のあるトランスレーションが絶品。帰り際に、ロビーに戸田さんがいらっしゃったので、その感想を少しお話。

石岡さんと直に会うのは久しぶりだったが、いつ会っても変わらぬエネルギーで、彼女は歳をとらないのでは無いかとさえ思う。オリンピックが成功してさらに注目が集まっているため、次のプロジェクトも続々オファーが来ているとのこと。

ターセム監督とも少しだけ話したのだが、気鋭の映像作家というシャープなイメージが、言葉を交わした後には「良く話すおちゃめなお兄さん」に大変身。

会場を後にして階段を上り始めると、前をおかっぱ頭の菊地凛子さんが歩いていた。

アメリカがそのまま瞬間移動して船橋に出現

2008年7月26日 土曜日

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IKEA・船橋店は、店員と客が日本人である以外、まんまアメリカの店舗と寸分の差も無いものだった。名物ミートボールも健在。

アメリカだと、IKEAだけでなく、Home DepotやPrice Clubなどで、ばかでかい倉庫式ストアはおなじみだが、日本で同じものを見ることになるとは…。

果てしなく続くセルフサービス倉庫を体感するだけでも、行く価値あり。あのスケールと延々と並ぶ商品の山は、ほとんど幻想的な眺めだ。喜んで写真を撮っているうちに閉店時間になり、買いに行ったはずのテーブルは後日に持ち越し。

(余談:アメリカ人はIKEAを「アイキア」と発音するが、「イケア」が本家・北欧の正しい読み方)

『デザインノート』誌、20号に寄稿

2008年7月26日 土曜日

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佐藤可士和さんのインタビュー記事8ページの、編集と文章を担当。

建築家の手塚夫妻とコラボした幼稚園をメインに取り上げています。