ここで飛行機を予約する勇気がアナタにあるだろうか
2007年11月1日 木曜日

予算をけちった怪しい業者のウェブサイトにしか見えない 、「自販機」コンセプトのセルフサービス海外航空券予約サービス「ena(イーナ)」http://www.ena.travel/
今年の9月のことだが、数日後に急遽NYに仕事で飛ぶことになり、始めてここを利用したが、対応が極めて早くて助かった。
日付と飛行機を選び、カード払いでサイトから予約を入れると、担当者からのメールと電話が入り、席の指定などを対応してくれる。時間のかかる「便の選択」を客任せにして、コスト削減しているというわけである。発券はすべてカード払い/eチケット発券なので、HISのように支払いは窓口か銀行振込みで、それからそれから、チケット引換券を受け取って・・・などというヒマ人なことをする必要も無し。
セルフ予約サイトの多くはエアラインの正規チケットしか扱わないところばかりだったので、格安プライスレンジが自分で予約できるのは嬉しい。システムの動きも機敏で、チケットの予約という目的を十分満たしてくれるし、便の選択肢も豊富。
単純往復チケットに限って言えば、旅慣れた人にはフルサービス代理店は効率が悪い以外の何ものでもない。デザイン屋である自分が言うのもなんだが、肝心なところに予算をけちるよりも、デザインをしょぼくしてくれた方がありがたい。
いや、でもいまどきのブランディングとしては「デザインはしょぼい」けど「サービスはすげえ!」という口コミ戦略は、ありかもしれない。「デザインが格好いい」では当たり前すぎて話題性に欠ける、と思うのは私だけか???
というのも、フィリップ・スタルクを例に取ると「デザインがいいと使いにくい」が定説になりつつあるわけであって・・・。
【写真:enaウェブサイト】
阿部譲之 あべよしゆき。木工芸とプロダクトデザインを経て、NYで石岡瑛子に師事。東京を拠点に活動するデザイナー、ジャーナリスト